12ハウス
ホロスコープとは、西洋占星学においての宿命図です。
具体的には、私たちが生まれた瞬間に、太陽から冥王星の10の惑星が天空のどこに座していたのかを描いた丸い図です。
このホロスコープは、中央から放射線状に線が引かれ、12のエリアに分かれています。
この部屋を「ハウス」と呼んでいます。
星座はホロスコープを均等に12分割して、それぞれ30度ずつ場所を取るように配置されていましたが、ハウスはまた別の方法で区切っています。
その手法は様々ですが、本講座ではプラシーダスシステムで分割しています。
さてホロスコープには、左にAC(アセンダント)右にDC(ディセンダント)上方にMC、下方にICと表記されています。
ホロスコープは地球を中心にして見た宇宙図なので、円の中心は地球。
★用語解説
ACは東の地平線=使命
DCは西の地平線=相棒
MCは南中点=キャリア
ICはその向かい側=ルーツ
MCとICを繋ぐ線=子午線
ACとMCを繋ぐ線=地平線
地平線と子午線=アングル
ハウスの始まり=カスプ
12ハウスは、天体という私たちの自我が、人生のどの舞台で活躍していくのかをを表します。
この12のハウスにどのように惑星が入るのか。
このことにより、私たちの運命のストーリーを解き明かしていきます。
10天体 (心の中の10人の役者たち)
12星座 (役者のキャラクター)
12ハウス(10人の役者が活躍する舞台)
↓
10天体 誰が
12星座 どんな風に
12ハウス どこで
という風に文章を作っていきましょう♪
※このとき注意したいのが、5度前ルール。
カスプ(=ハウスの始まり)の5度手前に入っている惑星は次のハウスに入ります。
それでは、次のページから一つ一つのハウスを詳しくご紹介します。