天にあるもの地にあり
占星術は紀元前1800年くらい前の、バビロニアが発祥といわれています。
タイトルのように、天にあるもの地にあり という考え方が占星術の基本です。
古代人は、天にある星の動きが地上の私たちを支配しているという考えのもと、星を観察しました。
それが占星術に発展していったのです。
具体的には、太陽系の10惑星の動きを観察することで、地上の出来事を占いました。
似ている者同士は相関関係があると分かっていました。
太陽は地上にある「太陽のようなもの」を支配している。
月は地上にある「月のようなもの」を支配していると考えました。
★太陽が支配するもの
太陽的なものって何でしょう。
ぎらぎら燃える熱いもの。
それは、私たちの心にある社会的な自分、自己実現の欲求です。
また、女性のホロスコープであれば、夫、父なども太陽的存在といえます。
ホロスコープの太陽=仕事運・夫といつ会えるかというわけです。
★月が支配するもの
月のようなものって何でしょう?
満ち欠けを繰り返す、変化するもの。
私たちの心の中の感情です。
また、月は女性・母なども表すとされています。
ホロスコープの月=自分の感情のパターン、母との関係というわけです。
他の星も「その動き・個性と似たもの」に対応する「私たちの心の自我」、または、「現象・物事」を支配しています。
少し難しいですが、ホロスコープを具体的に読んでいくことで、しっくりなじんでいきますから安心くださいね。